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【STAP細胞】小保方さんは今後どうなる?なぜ嘘をついたのか?

公開日: : 最終更新日:2017/01/02 ためになる情報, 時事ネタ ,


STAP細胞実証できず 小保方さん退職へ

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2014年12月19日 理化学研究所は記者会見を行い、小保方さんが7月から行ってきた検証実験で「STAP現象を再現できなかった」と報告しました。
記者会見には、小保方さんは出席しておらず「結果にたいへん困惑している。私の未熟さゆえに多くの皆さまにご迷惑を掛け、おわびの言葉もありません」とのコメントが発表されました。

小保方さんからは、12月21日付けでの退職願いが提出されており、理研はそれを受理しています。
世間を騒がせ、「今年のワースト会見」の1位にも選ばれてしまった「STAP細胞問題」。

小保方さんは、今後どうなってしまうのか?STAP細胞は、本当に存在しないのか?彼女は何故これほど大胆な嘘をついてしまったのか?
何かと難しい話し、専門用語が多い分野ですが、できるだけ簡単にさまざまな疑問を検証したいと思います。

小保方晴子プロフィール

名前:小保方晴子(おぼかたはるこ)
生年:1983年(昭和58年)生まれ。31歳。
出身:千葉県松戸市
独立行政法人理化学研究所職員。2014年12月21日付けで退職。元発生・再生科学総合研究センター・リプログラミング研究ユニットリーダー。
2011年に早稲田大学大学院 博士課程修了。アメリカ ハーバードメディカルスクールにも留学経験あり。
2014年1月に報道陣にSTAP理論を発表し、イギリスの権威ある科学雑誌「ネイチャー」にも掲載されるなど一躍時の人となる。割烹着姿で実験を行う若き女性科学者として注目を集め、「リケジョ」という言葉も生まれた。
その後、4月にはさまざまな研究の不正の疑いが持たれ、ついにはSTAP論文は撤回されることに。11月末までSTAP細胞の検証実験が繰り返されてきたが、STAP現象を再現できないまま実験は終了。

STAP細胞とは?

日本語では、「刺激惹起性多機能獲得細胞(しげきじゃっきせいたきのうかくとくさいぼう)」と呼ばれるもので、分化した細胞を弱酸性の溶液に浸すなどの外的刺激を与えることで、再び分化する能力を与えることができるとした細胞のこと。

これが完成すると、病気などで失った内蔵などを再生できる可能性があり、再生医療の分野で大きな期待が寄せられました。ただし、小保方さんによってその存在が発表された際には「数百年に渡る生物化学の成果を愚弄する論文だ」との非難も受けました。それほど、STAP細胞はこれまでの理論を根底から覆す、ある意味「画期的」で、ある意味「考えられない」理論だったのです。

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12月19日の記者会見まとめ

理化学研究所は会見を行い、STAP細胞の再現実験は失敗に終わり、実験を終了すると発表しました。
会見内容のポイントをまとめています。

① 7月から行われてきた小保方さんによる検証実験で、STAP細胞は再現できなかった。
② 小保方さんとは別のチームでも実験を行ってきたが、こちらも再現はできなかった。
③ 来年3月まで実験を行う予定であったが、実験は全くうまく行かず現時点で終了を決定した。
④ 小保方さんからは12月21日付けで退職願が提出され、理研はこれを受理している。
⑤ 小保方さんは、もともと任期制の職員であったため退職金の支給は無い。
⑥ 小保方さんの代理人弁護士によれば「本人はまだSTAP細胞の存在を信じているようだ」とのコメント。
⑦ 検証実験を統括した相澤リーダーからは「このような犯罪人扱いをしたような実験は科学にあってはならないことだ」「検証実験責任者として責任を痛感している」との見解を発表。

小保方さんコメント全文

会見には出席しなかった小保方さんからは以下のコメントが発表されています。

どのような状況下であっても必ず十分な結果をと思い必死に過ごした3か月でした。

予想をはるかに超えた制約の中での作業となり、細かな条件を検討できなかった事などが悔やまれますが、与えられた環境の中では魂の限界まで取り組み、今はただ疲れ切り、このような結果に留まってしまったことに大変困惑しております。

私の未熟さゆえに論文発表・撤回に際し、理化学研究所を始め多くの皆様にご迷惑をおかけしてしまったことの責任を痛感しておりお詫びの言葉もありません。

検証終了を以て退職願を提出させていただきました。最後になりますが本検証実験にあたり検証チームの皆様はじめ、ご支援・応援してくださった方々に心より御礼申し上げます。

2014年12月19日 小保方 晴子
出典:logmi

 

今年のワースト謝罪会見1位に選出

広報・メディア対応の専門誌「広報会議」発表した「ワースト謝罪会見」というものがあります。
このランキングで小保方さんが1位に選出されています。

1位:小保方さんのSTAP論文をめぐる会見

2位:「号泣県議」こと野々村元議員の政務調査費不正使用会見。

3位:佐村河内守氏のゴーストライター謝罪会見

4位:日本マクドナルドの使用期限切れの鶏肉を使用していた謝罪会見
5位:ベネッセコーポレーションの個人情報流出謝罪会見

小保方さんの今後はどうなる?

12月21日付けでの退職願が受理されている小保方さん。通常、一般的な企業では在職中に不正や問題があり、その経緯などが明らかになっていない状況での退職願は受理されません。真相を解明して懲戒処分などを決定するのが一般的な流れです。

小保方さんの場合もSTAP細胞の検証実験は失敗に終わったという結論はあるものの、肝心の「なぜ資料を改ざんしてまで論文を発表したのか?」という本質的な問題は明らかにされていません。
本来ならば、退職願は受理されず真相の究明が続けられてもおかしくありません。

退職願を受理した理由について、理研理事の坪井氏は会見で「心労が重なっており、これ以上の負担は考慮すべきだと判断した」と述べています。
STAP問題に関連して、論文の共同著者であった笹井芳樹氏(52歳)が責任を感じて8月に自殺されています。真実は不明ですが、週刊誌で小保方さんと笹井氏の不倫が報じられたこともありました。
今回の退職願い受理の決定は、そのあたりの心理的な負担の大きさも考慮してのことだったのではないでしょうか。

損害賠償・研究費返還の可能性も?

STAP細胞の研究ユニットリーダーであった小保方さんには、年間1000万円の研究費とスタッフを雇うための人件費1000万円、合計2000万円が予算として支給されていたと言います。
(本人の給与はこれとは別に年間800万円〜1000万円あったと言われています)

専門の弁護士の見解では、理研が彼女に対して損害賠償を求める訴訟を起こす可能性もあるとしています。本人が、STAP細胞が存在しないことを分かっていながら研究を続け、その間も研究費などを受け取り続けたことが詐欺罪として成立する可能性があるとの見解です。
これだけ世間を騒がせ、日本のみならず世界中の科学者まで巻き込んだ騒動でもあり、研究費も国民の税金でまかなわれてきただけに、うやむやにはできない問題があると指摘されています。

 

今後は、海外に移住か?

理研を退職した後は、小保方さんはどうするのでしょうか?
日本で別の研究機関に勤務するのか?まったく別の就職先を見つけるのか?はたまた、どなたかと結婚し専業主婦として家事に専念するのか?
さまざまな可能性はありますが、個人的な予想としては海外へ移住されるのではないかと思っています。
日本でこれだけの騒ぎになってしまい、誰もが小保方さんの顔を知っている状況です。
どこに住むのも、どこで働くのも彼女にとってはたいへん辛いことではないでしょうか。
小保方さんは、アメリカ ハーバード大学にも留学経験があり、英語には困りませんしそれなりに人脈もあります。
そのつてを頼りにアメリカでの再出発を考えているのではないでしょうか。

小保方さんだけの責任なのでしょうか?

今回の問題に関して小保方さんは、研究ユニットリーダーとしてもちろん一定以上の責任があると思います。しかし、彼女ひとりの責任では無いとも思います。
STAP論文の共著者は14名います。主な中心メンバーだけでも小保方さんを含めて8名が名前を連ねています。そのメンバー達は、彼女よりもキャリアも知識もうんと上位の方たちばかりです。
小保方さんだけに注目が集まり、彼女にだけかたよって非難が集中しているのは、まるでトカゲのシッポ切りのようにも見えてしまいます。

論文共著者 主要8名

小保方晴子:STAP論文 筆頭ユニットリーダー
大和雅之:東京女子医大教授
マーティン・バカンティ:米ハーバード大学の医師
小島宏司:米ハーバード大学の准教授
丹羽仁史:幹細胞専門の理研プロジェクトリーダー
若山照彦:理研所属のクローンマウス専門家 山梨大教授
笹井芳樹:理化学研究所 副センター長(当時)
チャールズ・バカンティ:小保方さんのハーバード大留学中の研究室主宰者

理研自体にも大きな責任があるのではないでしょうか?
STAP細胞は、これまで「絶対にあり得ない」とされてきたものです。そういったものを小保方さんのような若い研究者が発見したと報告して来たとしても、かなり慎重に検証してから外部に出すのが理研の務めなのではないでしょうか。
本来であれば、今回行われたような検証実験を先に行っておくべきだったと思います。
その検証をうやむやにしたまま外部に発表させた理研の責任は大きいと言わざるを得ません。

 

この件は、まだまだ不明な点も多いですが、世界に対して日本の科学研究の信頼を損ねたことは残念でなりません。
今後は、またその権威を取り戻せるように科学者のみなさんにのご活躍に期待したいと思います。

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